ナガオカケンメイ
2012年7月
    8月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

LONG LIFE DESIGN

D&DEPARTMENT PROJECT代表取締役会長 d design travel編集長
1965年北海道生まれ。日本デザインセンター原デザイン研究所を経て、2000年東京世田谷にロングライフデザインをテーマとしたストアインフラをイメージした新業態「D&DEPARTMENT PROJEC」を開始。現在、大阪、鹿児島、札幌、静岡、沖縄など6店舗で展開し47店舗を目指す。同時にデザイナー目線で一人称で書くトラベル誌「d design travel」を同じく47都道府県分を取材、執筆、発行。日本企業の創業の原点を見直すブランド「60 VISION」はカリモク、アデリアなど12社と展開中。2011年から渋谷ヒカリエ8/のフロアディレクションと同時に、上記したプロジェクトの総本山的な場所「d47」を開始。ストア、ミュージアム、食堂を展開。ロングライフデザインを別角度から見て、Comme des garconsとのコラボストア「GOOD DESIGN SHOP」も表参道にて展開中。




日本フィルのパトロネージュになりました。

今回「d design travel 東京」(9/初旬発売予定) で、東京を代表するもののひとつとして、前から関心のあった「オーケストラ」について取材、小特集を組み書きました。「関心」と言っても、年に1度ホールに聴きに行くか行かないかくらいの、でも、CDは一年に3枚くらいは買うかなぁ・・・・くらいのものです。多分、そんなに熱心な方でも、全くない程でもないくらい。オーケストラもNHKがいいとか、ベルリンフィルは最高とかもなく、指揮者も小沢征爾さんくらいしか知りません。
そんな僕が少し、オーケストラに入っていったきっかけは、東京国際フォーラムでおこなわれた「公開練習」。これは広く誰もに告知されたもので、たまたまなにかで見て「オーケストラの練習ってどんなだろう」くらいの興味で行きました。その練習が指揮者やオーケストラが誰かなども知らずに。
決して広くない会議室のようなところで、パーツごとに練習をしているその空間に入った瞬間、僕はオーケストラの虜とまでは言いませんが、その「音」を浴びて、強く興味を惹かれました。
名画「未知との遭遇」のシーンでUFOの強い光を浴びてしまった何人かが、家の中で狂ったようにひとつの造形(山)を作り出し、家族からは心配される。ある日、その山にみんなが無意識に集まりはじめる。そこは宇宙人の交信場所で、極秘に国が進めていたのに、その光線を浴びたひとはそれをわかって集まり、最後には、UFOに乗っていく・・・・・。ちょっと例えととして大げさですが、僕はこのオーケストラの例えを思う時、この「未知との遭遇」のシーンが一番しっくりとくる。つまり、生の音を浴びたことで、理屈ではない長く続くオーケストラの魅力に入っていけました。なんだか妙な話しと読んで頂いてもいいのですが、オーケストラの音を浴びたことで、何かか少し変わりました。

後に、僕はこの感動を自分のブログに書き、それを偶然に読んだその公開練習を担当されたオーケストラの方から、お礼を言われ、そこではじめて僕が感動した演奏者が日本フィルハーモニー交響楽団であり、指揮者は小林研一郎さん、通称、炎のマエストロ コバケンだったのでした。僕はそのうっすら湧いた興味を次に進めたいと思い、日本フィルのお礼を頂いた山岸さん、佐々木さんからもらった資料の中にあった「日本フィルのパトロネージュになりませんか?」つまり、活動に寄付して応援しませんか?というチラシに目がとまりました。

多くの楽団が企業などの支援をうけないと成り立たない、文化事業と呼んでしまえばそれで終わりそうな、いや、この人たちは誰から支援を受け、演奏会でなりたっているのだろうか? そもそも、オーケストラって何だろう?? ある日、山岸さんと佐々木さんにそれを打ち明け、また、自分のお金を寄付して応援したい気持ちの正確な理由も自分でわからず、どうして、寄付の一歩が踏み出せないのかその前に、やはり、そもそもオーケストラとは何か? を取材したくなりました。取材のために何度か活動拠点である杉並公会堂にも通い、事務局にもおじゃましました。おすすめの本やCDも貸してもらったりして、僕の中にかなりのオーケストラ情報が入ってきました。

詳しくは「d design travel 東京号」の「オーケストラとは何か?」を読んで頂くとして、僕は自分なりになっとくをして、3万円、5万円、12万円、20万円、50万円、100万円という選択肢の中、ひとつ選び、パトロネージュになりました。こう書くと、「いったい、ナガオカはいくら払ったんだろう」と思われるので、先に言いますが、僕は20万円を。

こんなことを明らかに書くのは理由があります。それは、ぜひ、みなさんにも勧めたいからです。そして、金額の大小は、僕は「その時の興味 自分の生活の中にどれだけ、あの音を取り入れたいか」の正直な気持ちでいいと思い、僕は正直、少し無理をして20万円を寄付しました。

20万円の寄付で何が起こるのか。(笑) ついでに書きましょう。

まず、年間のコンサート招待券が8枚ついてきます。つまり、一年にやっと1回、行くか行かないかの自分の生活の中に、強制的に(笑)、ホールに通うきっかけができます。プラスして東京定期演奏会全公演に招待してもらえます。後はカレンダーがもらえます(笑) 税金も少し優遇があるようです。

限られた自分の年収は、国の国家予算のようでもあります。どんな国を目指すのか、どんな自分になりたいのか。食べていくためのお金ではありますが、自分に投資するものでもあります。車や家、服や家具のような形に残るものに使うのも、もちろんいいでしょう。災害に合われた方々への支援や恵まれない国の子どもたちへの応援も大切です。それはそれで考えてますが、どこかで自分にも投資しなくては源の形成をしなくてはなりません。
ぜひ、みなさんも長く続いているオーケストラに関心を持ち、少しだけ生活の中に「あの生の音」を取り入れてはいかがでしょうか。
もし、興味のある方は、書き込んで下さい。日本フィルの方をご紹介しますから。


カテゴリー: 未分類 |